ワークブース主要製品の比較|テレキューブ・CONBOX・WORK PODとWOOBOの違い

ワークブースは、カタログを並べても違いが分かりにくい製品です。ここでは各社が公開している情報だけを使って、WOOBOと主要製品の違いを整理しました。

この比較の方針

  • 数値はすべて各社の公開ページから引用し、出典リンクを付けています(2026年8月時点。2026年8月24日に各社公式ページで再確認済み)。仕様・価格は変更されることがあるため、最新情報は必ず各社公式でご確認ください
  • 他社が当社より優れている点も、そのまま書いています
  • 製品ごとに仕様・付属範囲・設置費の扱いが異なるため、金額や数値だけを取り出して優劣を判断することはできません
  • 非公開の項目は「公表されていません」と記載し、推測で埋めていません

まず高さだけを並べます

既存オフィスへの導入で最初に効く制約が高さです。ここだけで候補が絞られることがあります。

製品 高さ
WOOBO(当社) 1,830 mm
EDOブース 2,000 mm
アイスペース Lusso.Ⅰ 2,200 mm
Kolo 1名用ロータイプ 設置には天井高 2,300 mm 以上が必要
CONBOX スタンドタイプ 1,900 mm
テレキューブ ソロ 2,310 mm
WORK POD 公表されていません

1名用モデルの公開情報(2026年8月時点)

4製品を横に並べるとスマートフォンで読みにくくなるため、製品ごとに分けて記載しています。

WOOBO(当社)

外寸 幅1,050 × 奥行1,330 × 高さ1,830 mm
天井 開口式(オプションで吸音材・防音材・ファン付き天井板に変更可)
遮音の公表値 公表していません
価格 605,000円(税込)買い切り

テレキューブ ソロ(ブイキューブ)

外寸 幅1,200 × 奥行1,100 × 高さ2,310 mm
天井 公表されていません
遮音の公表値 公表されていません
価格 購入はオープン価格/サブスクは月額換算 47,800円〜(税別・1年契約時)

CONBOX スタンドタイプ(東京鋼鐵工業)

外寸 幅1,000 × 奥行1,000 × 高さ1,900 mm
天井 天井部が開口
遮音の公表値 外部騒音 62dB → 52dB/内部 60dB → 外側 50dB
価格 販売店の掲載価格 800,140円(税込)

WORK POD(コクヨ)

外寸 公表されていません
天井 設備工事不要な熱感知式消火器付きタイプと、天井オープンタイプから選択可
(スタンディング・ソファー仕様。オープンタイプの天井開口率 70%)
遮音の公表値 公表されていません
価格 公表されていません

出典:ブイキューブ テレキューブ ラインアップ/オフィネット CONBOX 商品ページ/コクヨ WORK POD 製品ページ(いずれも2026年8月に確認)。CONBOXの価格は販売店の掲載価格であり、実際の販売価格は販売店・時期・仕様により異なります。

高さが判断を左右する理由

1,830 mm(WOOBO)、1,900 mm(CONBOX スタンドタイプ)、2,310 mm(テレキューブ ソロ)と、500 mm近い差があります。

一般的なオフィスの天井高は2,400 mm前後です。2,300 mm級の製品は、搬入経路の高さと設置後のクリアランスの両方が厳しくなります。この軸ではWOOBOが通しやすい寸法です。ただし高さがあるほど室内の圧迫感は減るため、天井高に余裕のある建物では2,300 mm級が快適な場合もあります。

実際に測るべき箇所は搬入・設置で事前に測る5か所にまとめています。

天井の開口は、WOOBOだけの特徴ではありません

ここは誤解されやすいので明確に書きます。CONBOXも天井部が開口しており、コクヨのWORK PODは天井開放型を選べます(開口率70%)。天井開口は当社の独自性ではなく、この製品カテゴリーに複数存在する構造です。

意味があるのは「遮音を取るか、熱と空気を取るか」というトレードオフのほうです。密閉すれば遮音は上がり、換気はファンに依存します。開口すれば室内の空調が届き、そのぶん音は漏れます。詳しくは換気と暑さ対策で整理しています。

遮音の情報開示では、当社のほうが情報が少ないです

CONBOXは dB の低減値を公表しており、この点では当社より判断材料が多いです。当社は遮音性能の数値を公表していません。理由は、測定条件(室内の暗騒音、測定距離、音源の種類)で数値が大きく変わり、公表値どおりの体感になるとは限らないと考えているためです。

そのため当社は「東京・豊洲のショールームで、実際にWeb会議をして漏れ方を確かめていただく」という形にしています。数値で比較したい場合は、この点は当社の弱みです。ショールームのご予約(無料・予約制)

なお当社は「完全防音」「音漏れゼロ」「防音室」といった表現を使いません。密閉型を含め、完全防音のワークブースは存在しないためです。

素材:無垢材であることの利点と、そうでない点

WOOBOは国産杉の無垢材です。スチールや樹脂、木目調シートの製品とは、香り・手触り・経年の変化が異なります。「木そのものであること」が要件なら、選べる製品は限られます。

ただし不利な点も明確です。標準仕様の無垢材は不燃材料ではありません。そのため、床面積6㎡以下かつ不燃材料という消防法上の免除条件には、標準仕様のままでは乗れません。建物の条件に応じた対応の可否は個別のご相談になります。建物の状況により消火設備・自動火災報知設備の追加が必要になる場合があります。必ず所轄の消防署にご確認ください。詳細はワークブースと消防法に整理しています。

買い方:買い切りとサブスクリプション

テレキューブ ソロのサブスクは月額換算 47,800円〜(税別・1年契約時)で、年額に換算すると約573,600円(税別)です。WOOBOは605,000円(税込)の買い切りです。

ただし、この2つを金額だけで比較することはできません。サブスクには保守や入替、契約期間中の柔軟性が含まれる場合があり、税務上の扱い(費用処理と資産計上)も異なります。仕様も同一ではありません。

そのうえで期間の目安として言えるのは、利用が1年強を超えて続く見込みなら買い切りの総額が下回る計算になるということです。会計処理・耐用年数の考え方は勘定科目と耐用年数、総額の比較は購入かレンタルかをご覧ください。

WOOBOをおすすめしないケース

次の条件が要件になっている場合、他社製品のほうが適しています。

  • 遮音性能の数値で社内承認を得る必要がある ── 当社は公表していません
  • 完全防音・音漏れゼロが要件 ── どの製品でも実現しませんが、密閉型のほうが遮音は有利です
  • 即納が必要 ── WOOBOは受注生産で納期1か月前後です
  • 簡易スプリンクラーや熱感知式消火器が標準搭載であることが要件 ── 標準搭載の他社製品があります
  • 予算が1台30万円以下 ── 価格帯が合いません
  • 天井高に余裕があり、圧迫感の少ない高さを重視する ── 2,300 mm級のほうが快適な場合があります

選ぶための3つの質問

質問 答えが決めること
設置場所の天井高と搬入経路は? 2,300 mm級が使えるかどうか。ここで候補が絞られます
主な用途はWeb会議か、集中作業か Web会議中心なら遮音、集中作業中心なら熱と空気の快適性が優先されます
何年使う見込みか 1年強を境に、買い切りとサブスクの総額の関係が変わります

6つの軸での比較はワークブースの選び方、台数の決め方はワークブースは何台必要かにあります。

よくある質問

WOOBOは他社製品より遮音性能が高いのですか。

そうは申し上げません。当社は遮音性能の数値を公表しておらず、比較できる根拠がありません。標準仕様は天井開口式のため、密閉型より音は漏れます。実際の漏れ方はショールームでご確認ください。

この比較表の数値は信頼できますか。

すべて各社の公開ページから2026年8月に引用し、出典リンクを付けています。仕様・価格は変更されるため、最新情報は各社公式でご確認ください。誤りにお気づきの場合はご連絡いただければ訂正します。

なぜ他社の弱点をもっと書かないのですか。

公開情報にない事柄を推測で書くと、比較として成り立たないためです。「公表されていません」はそのまま記載しています。

天井開口式はWOOBOの独自技術ですか。

いいえ。CONBOXも天井部が開口しており、コクヨのWORK PODは天井開放型を選べます。当社の独自性は構造ではなく、国産杉の無垢材を使っている点です。

消防法の申請は不要ですか。

「不要」とは申し上げられません。WOOBOは無垢材のため不燃材料に該当せず、建物の状況により設備の追加が必要になる場合があります。所轄の消防署にご確認ください。

他社製品と並べて実際に比べられますか。

当社ショールームにあるのは自社製品のみです。他社製品はそれぞれのショールームでご確認ください。そのうえで、当社製品については実物で音とサイズ感を確かめていただけます(無料・予約制)。

ご検討のご相談

他社製品と比較検討されている段階でのお問い合わせも歓迎しています。お見積り(本体・オプション・送料・組立設置費の内訳つき)と仕様図、稟議用の比較検討資料をお送りします。すべて無料です。

資料請求・お見積り・比較のご相談(無料)
東京・豊洲ショールームで実物を見る(無料・予約制)

EDOブース(木製の競合)

外寸 幅1,200 × 奥行1,200 × 高さ2,000 mm(基本サイズ)
天井 天井オープン。天井ありタイプはオプション扱い
遮音の公表値 公表されていません
価格 公表されていません。
2021年に2人用Lサイズ(幅1,200 × 奥行2,440 × 高さ2,000 mm)を
台数限定 382,800円(税込)で販売する発表がありました
素材 木製

EDOブースは、当社と同じ木製の個室ブースです。公表されている価格帯では当社より低い水準の発表があり、価格を優先される場合の有力な選択肢になります。当社が差を出せるのは、国産杉材100%・無垢材であること、全高1,830mmであること、天井板をオプションで選べることです。販売はクラウドキット株式会社・株式会社バルテック等が行っています。

出典:クラウドキット株式会社 EDOブース製品ページ/株式会社バルテック 2021年4月8日 プレスリリース(2026年8月24日確認)

高さの判断は天井が低いオフィスに置けるワークブース、費用の内訳はワークブースの価格相場にまとめています。

アイスペース(Booth Lab株式会社)

外寸(1名用) Lusso.Ⅰ 幅1,000 × 奥行1,000 × 高さ2,200 mm
S MODEL 幅1,080 × 奥行1,000 × 高さ2,338 mm
天井 公表されていません
遮音の公表値 公表されていません(「防音効果の高い素材」との記載)
価格 オープン価格。リースプランの用意あり
ラインアップ 1名用から最大8名用まで

1名用でも全高2,200〜2,338mmで、当社より370〜508mm高い設計です。天井高が確保できるオフィスで、価格とラインアップの広さを重視される場合の選択肢になります。逆に天井高2,500mm未満のフロアでは検討しにくくなります(天井が低いオフィスに置けるワークブースを参照)。埼玉県志木市の自社開発品で、1名用から8名用まで揃っています。

出典:Booth Lab株式会社 製品一覧ページ(2026年8月26日確認)

Kolo(コロ)

製造・販売 オランダのKOPLUS製。日本での販売は株式会社Ofix(phonebooth.jp)
1名用の設置条件 ロータイプで天井高 2,300 mm あれば設置可能との記載(別モデルは2,400 mm)
天井 全ラインアップで両面ガラスを採用
遮音の公表値 公表されていません(「国内最高基準の防音性」との記載)
価格 購入価格は公表されていません。
リースプラン 月額17,500円
納期 Soloのブラック・ホワイトは国内在庫。それ以外の色とMidi・Duoは受注生産・輸入で2〜3か月(同社記載)
ラインアップ Solo/Milli/Midi/Duo(最大4名)

当社が及ばない点も書きます。Koloは消防署への申請代行と現地調査を無料で対応しており(地域により出張費)、この付帯サービスは当社では提供していません。消防手続きの負担を外注したい場合は有力な選択肢です。なお同社も「設置場所によって煙感知器、スプリンクラー等の設置工事が別途必要な場合があります」と明記しています。

当社が有利な点は2つです。ひとつは設置に必要な天井高(当社の全高は1,830mm、Koloの1名用ロータイプは2,300mm以上が必要)。もうひとつは納期(当社はご注文から1か月前後、Koloは在庫色以外で2〜3か月)。

出典:phonebooth.jp(株式会社Ofix)製品ページ・注意事項(2026年8月26日確認)