ワークブースの換気と暑さ対策|密閉型と天井開口型の違い

ワークブースを導入したあとに出てくる不満で多いのが「暑い」「息苦しい」です。これは使い方ではなく製品の構造でほぼ決まります。カタログの遮音値だけで選ぶと、ここを見落とします。

ブースの中が暑くなる理由

1畳前後の閉じた空間には、人の体からの発熱、ノートPCやモニターの排熱、照明の熱が集まります。空気の入れ替わりがなければ熱は逃げ場を失い、二酸化炭素の濃度も上がっていきます。眠気や集中力の低下として体感されるのは、たいていこの状態です。

構造による違い

構造 遮音 熱と空気 消防法の検討
完全密閉型(天井まで塞ぐ) 有利 換気ファンが前提になります。ファンの動作音がブース内に入ります 囲われた空間として、設備の追加を検討することがあります
天井開口型(上部が開いている) 密閉型に劣ります 室内の空調がそのまま届き、熱がこもりにくい 天井が開いているぶん、判断が変わることがあります

どちらが良いかではなく、遮音を取るか、空気と熱を取るかのトレードオフです。用途がWeb会議中心なら遮音、集中作業中心なら快適性が効いてきます。

WOOBOはどちらの構造か

WOOBOの標準仕様は天井開口式です。室内の空調が上部から入るため、熱がこもりにくい構造です。そのぶん完全防音ではありません(この点は正直にお伝えしています)。

遮音を優先される場合は、吸音材・防音材・ファン付きの天井板オプションをお選びいただけます。ただし天井を塞ぐと換気はファンに依存します。また建物の状況により、スプリンクラーや煙感知器の設置が別途必要になる場合があるため、所轄の消防署に事前にご相談ください。詳しくはワークブースと消防法にまとめています。

設置場所でできる4つの対策

対策 効く理由
空調の吹き出し口の近くに置く 天井開口型は室内の空調が上部から直接届きます。設置位置で体感が大きく変わります
直射日光が当たる窓際を避ける 木材は蓄熱します。西向きの窓際は午後に温度が上がります
複数台を並べるときは間隔をとる 排熱が互いに回り込むのを防ぎます。搬入・設置の計画は搬入・設置をご覧ください
連続利用の時間に上限を決める 予約制・時間制限の運用で解決できる部分があります(導入後の運用ルール

持ち込みの機器と給電

WOOBOはコンセント1口とUSBポートを内蔵しており、既存のコンセントから給電します。電気工事は不要です。小型の卓上ファンやサーキュレーターを持ち込む場合も、このコンセントから使えます。

法令上の考え方

事務所の室温や二酸化炭素の濃度については事務所衛生基準規則に基準が定められています。ブースは事務室の一部として使われるため、建物全体の空調・換気の計画に含めて検討するのが実務的です。適用の詳細は条文および産業医・衛生管理者にご確認ください。

よくある質問

WOOBOの標準仕様は密閉型ですか。

いいえ。標準仕様は天井開口式です。上部が開いているため室内の空調が届きます。完全防音ではありません。

換気はどのように行われますか。

標準仕様では天井が開口しているため、室内の空気と入れ替わります。天井板オプションを付ける場合は、ファン付きの天井板をお選びいただけます。

夏場に暑くなりませんか。

天井開口式のため室内の空調が届きますが、直射日光が当たる窓際や空調の届きにくい場所では体感が変わります。設置場所のご相談を承っていますので、図面をお送りください。

ブースの中で扇風機を使えますか。

使えます。コンセント1口とUSBポートを内蔵しており、既存のコンセントから給電するため電気工事は不要です。

天井板を付けると遮音はどのくらい上がりますか。

遮音性は上がりますが、完全防音になるわけではありません。実際の音の漏れ方は東京・豊洲のショールームで体感していただくのが確実です(無料・予約制)。

長時間の利用は問題ありますか。

予約制や1回あたりの利用時間の上限を決めておくことをおすすめします。掲示できる文例を導入後の運用ルールに用意しています。

設置場所のご相談

空調の位置や窓の向きを含めてご相談いただけます。資料請求・お見積り・内覧はすべて無料です。声漏れ対策全体の考え方はWeb会議の声漏れ・音漏れ対策、製品比較はワークブースの選び方をご覧ください。

資料請求・お見積り・設置場所のご相談(無料)
東京・豊洲ショールームで実物を見る(無料・予約制)