採用と定着のためのオフィス環境づくり|人事・採用ご担当者向け

オフィス環境の投資は、これまで総務・ファシリティの領域でした。近年は人事・採用のご担当者からのご相談が増えています。理由は明確で、オフィスが「採用の説明材料」と「定着の条件」の両方になってきたためです。

このページでは、天然木ワークブース「WOOBO(ウーボ)」を人事・採用の文脈でご検討いただく際の考え方を整理しました。

なぜ人事がオフィス環境に関わるようになったのか

背景 人事・採用への影響
ハイブリッド勤務の定着 「出社する意味」を示せないと出社率が上がらず、オンボーディングやチーム形成が進みにくい
採用の情報公開の広がり 会社見学・オフィス写真・口コミサイトの写真が、候補者の判断材料になる
Web会議・オンライン面接の常態化 執務室で面接や1on1ができず、静かな個室の需要が全社的に発生している
合理的配慮の義務化(2024年4月) 刺激に敏感な方・聴覚過敏の方への静穏な環境の用意が、事業者に求められる取り組みになった
健康経営・エンゲージメント指標の重視 「働く環境」への投資が、施策として説明しやすくなった

1. 採用:オフィスは「見せられる情報」になる

候補者に伝わる情報のうち、写真と現地体験は説明文より強く働きます。木質のワークブースは、次のような場面で使い方が明確です。

  • 採用サイト・求人票の写真:執務室の写真は他社と似通いますが、木の個室は視覚的に区別がつきます
  • 会社見学・オフィスツアー:「1on1やWeb会議はここでできます」と、具体的な働き方を実物で示せます
  • オンライン面接の実施場所:面接官が執務室から会議室を探して移動する状態は、候補者側にも伝わります。静かな個室が常設されていること自体が、面接体験の質になります
  • 内定者フォロー・インターン:短時間の面談を予約なしで実施できる場所として使えます

木材の内装が働く人の印象や快適性に与える影響については、複数の調査や研究で言及がありますが、効果の程度は環境や個人差により幅があります。当社では「木にすれば生産性が上がる」といった断定的な訴求は行っておりません。実際にご覧いただいたうえでご判断いただく方針です。詳細はオフィスの木質化についてにまとめています。

2. 定着:静かな場所がないことは、離職理由として言語化されにくい

「集中できない」「電話やWeb会議のたびに気を遣う」といった不満は、退職面談で主要な理由として挙がることは少なく、日々のストレスとして蓄積します。エンゲージメントサーベイの自由記述には現れやすい項目です。

対策として個室ブースを導入する場合、人事の観点では次の3点が効きます。

観点 内容
会議室の占有を解消する 1〜2名のWeb会議で4〜8名用の会議室が押さえられている状態は、他部署の不満の原因にもなります
合理的配慮の「環境の整備」 個別の申し出を待たず、あらかじめ静穏な環境を用意しておく取り組みです(合理的配慮とワークブース)
1on1・面談の実施場所 評価面談やキャリア面談を、周囲に聞かれない場所で実施できることは、制度の運用品質に直結します

3. 人事の4つの用途と、それぞれに必要な条件

人事部門からのご相談は、用途によって求める条件が違います。どの用途が主目的かを先に決めると、必要な仕様と台数が確定します。

用途 必要な条件
オンライン面接 背景が整っていることと、会話が周囲に漏れにくいこと。面接は日程が集中するため、ピーク時に同時に何件入るかで台数を決めます
1on1・面談 1名用ブースは本人が入って上司はオンラインで参加する使い方が現実的です。対面2名なら会議室側で確保してください
採用広報の写真 什器の見た目がそのまま素材になります。執務エリアの端など、フロア全体が写る位置に置くと使いやすい写真が撮れます
合理的配慮・体調不良時の休憩 席から近く、人の視線が集まらない位置が条件です。使用中が外から分かりすぎない配置にします

用途が複数にまたがる場合は、最も件数の多い用途を基準に台数を決めて、残りは運用ルールで調整するのが現実的です。予約制の文例は導入後の運用ルール、台数の決め方は何台必要かにあります。

4. 人事から稟議を出すときの論点

人事部門からの設備投資は、総務経由よりも「効果の説明」を求められる傾向があります。次の形が通りやすい構成です。

項目 書き方
目的 採用(面接・見学の実施環境)/定着(1on1の実施環境、集中環境の提供)/合理的配慮の環境整備、の3点を並記する
費用 605,000円(税込)を耐用年数8年で割り、月あたり約6,300円として示す(根拠)
代替案 会議室の増設(内装工事・原状回復義務あり)、貸会議室の都度利用、レンタル、との比較
効果測定 導入前後で、会議室予約の件数・1on1の実施率・サーベイの該当項目を比較する
リスク 防音仕様だが完全防音ではないことを明記し、実機確認を前提とする

稟議書に必要な資料の一覧と、比較検討表の型はワークブース導入の社内稟議の通し方にまとめています。

天然木ワークブースWOOBO(ウーボ)の外観。採用サイトやオフィス写真で視覚的な差が出る国産杉の無垢材

5. WOOBOが人事の用途に向いている理由

項目 内容
高さ 1,830mm 密閉型の多くは2,300mm級です。天井高が低いフロアや、梁・ダクトのある区画にも置けます
国産杉の無垢材 採用サイトやオフィス写真で視覚的な差が出ます。金属・樹脂のブースとは印象が異なります
電気工事が不要 既存コンセント1口で使えます。情報システム部門・ビル管理会社との調整が最小で済みます
天井開口式 消防設備の追加は原則不要(建物により要確認)。導入の障壁が下がります
据置型 建物に固定しないため、レイアウト変更・移転に追随できます。原状回復の対象になりにくい設備です
約1か月で納品 受注生産のため、採用シーズンや移転に合わせる場合は2か月前からのご検討をおすすめします

よくあるご質問

Q. オンライン面接の場所として使えますか。

A. 1名用の個室として、オンライン面接・1on1・オンライン商談にお使いいただけます。防音仕様ですが完全防音ではありませんので、機密性の高い面談で外部への音漏れを完全に遮断する必要がある場合は、設置場所を執務室から離すなどの配慮を併せてご検討ください。

Q. 採用サイトに写真を掲載してよいですか。

A. 貴社に納品した製品の写真であれば、貴社の採用サイト・求人票・SNSに自由にご掲載いただけます。当社が撮影した製品写真をご提供することも可能です。

Q. 「木にすると生産性が上がる」と社内資料に書いてよいですか。

A. 効果の程度は環境や個人差により幅があり、断定的な表現は避けていただくことをおすすめします。当社からも数値の保証はいたしません。社内資料には「静穏な作業環境・面談環境を常設する」という具体的な目的で記載されるのが確実です。

Q. 合理的配慮の対応として説明できますか。

A. 個別の申し出への対応(合理的配慮の提供)そのものではありませんが、あらかじめ環境を整えておく「環境の整備」に該当する取り組みとして整理できます。詳細は合理的配慮とワークブースをご覧ください。

Q. まず1台から試せますか。

A. 1台からご購入いただけます。設置後の運用(予約制にするか、フリー利用にするか)を見てから増設されるお客様も多くいらっしゃいます。

Q. 実物を人事メンバーで見に行けますか。

A. 東京・豊洲のショールームでご覧いただけます(無料・予約制)。複数名でのご来場も可能です。ショールームのご案内

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